抱っこ紐のバックル外し問題について
つばめ東京MOM(マム)の永園です。
ようやく気温も下がって秋らしくなってきましたね。
エアコンも不要になり、ママさんたちが赤ちゃんと一緒にお散歩へ出かけるのにもいい季節ですね。
ただ、そこで心配なのが、近頃話題になっている「抱っこ紐のバックル外し」問題。
左右の肩ストラップを背中でつなぐ樹脂バックルを、赤の他人が悪意を持って外してしまうという事件が多発しているようです。
これは非常に危険な、悪質な行為です。
バックルが外れてしまうと、肩ストラップが肩から落ちてしまい、赤ちゃんが一気に地面へと落ちてしまう事態にもなりかねません。
ニュースでは、バスの中で見知らぬ中年女性が背後から近づき、ママさんの気付かぬうちにバックルを外し、赤ちゃんが危険に晒されてしまったことが報道されていました。
バックルを外されたママさんは、抱いていた赤ちゃんが突然落っこちそうになったので、慌ててベビーカーから手を離して赤ちゃんを抱え、なんとか落とさずに済んだとのことです。
犯人はすぐに立ち去ったようで、まだ捕まっていません。
このニュースを受け、私も幼い子を持つ母親として大きなショックを受けました。
ネットでも大きな反響を呼んでいましたが、私も心無い犯人に対する憤りを禁じ得ません。
とはいえこのような事件が実際に起こった以上、まず最優先で考えるべきは、「我が子をどう守るか」ということかと思います。
バスや電車に乗らないわけにはいかないし、外出しないというわけにもいかないので、この犯罪に対してなんらかの自衛をする必要があります。
かといって、常時ベビーカーを使って抱っこ紐を使わないとか…そうした対策は現実的ではありません。それらは育児の必需品だからです。
そこで、どんな対策を色々と調べてみましたが、現在のところ広く共有されている情報には、主に以下のようなアイデアがありました。
・バックルにゴムひもを取り付ける。
・バックルにカバーを取り付ける。
・抱っこ紐の上から上着を着る。
・リュックなどを背負ってバックルを隠す。
・クロス装着する。
・背中にバックルのないメーカーのものを買う。
etc…
私が調べた限り、現在共有されている対策は上記のようなものでした。
どのアイデアも、一見すると「なるほど!」と思えるものばかりでしたが…
それぞれを実際に試してみると、少しずつ問題点も見えてきました。
というのも、「抱っこ紐外しの対策」にはなり得るけれど、「抱っこ紐装着の支障」にもなりうる場合もあって、そうした点については、う~ん…という感じです。
次回のブログからは、現状の対策に関する問題点を洗い出しながら、つばめ東京momとしては何ができるかを考えていきたいと思います。
被害を防ぐための何か新しいアイテムを、ものづくりサークルとして生み出すことを目指します。
永園でした。
「抱っこ紐のバックル外し問題について(2)」へ続きます。
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